ガソリンスタンドで伺っても、元売りへの5円/ℓの補助の評判は悪い。補助額以上に値引きしろと迫られるのは現場。やはりトリガー条項の凍結解除で25.1円/ℓ減税した方が消費者メリットが明確。もし5円値引きしたいならガソリン税と石油石炭税にかけている消費税の二重課税分5.66円/ℓをやめればいい。
政府は国家備蓄の一部を放出することを決定したが効果は限定的だろう。すでにWTI原油先物は上昇している。そもそも石油備蓄確保法は価格安定のための放出を想定しておらず法律違反の可能性すらある。岸田内閣はトリガー条項の凍結解除による減税(値下げ)を真剣に検討せよ。
2008年、ガソリン価格が185.1円/ℓと史上最高値を記録した時でさえ国家備蓄を放出しなかった。今回の放出は効果が薄いだけでなく石油備蓄確保法の法律目的に反している可能性がある。政府には説明責任が求められる。
玉木代表Twitterより
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