令和5年10月12日決算特別委員会において、兵庫県連代表も務める川内清尚議員（垂水区）が意見表明に立ちました。

川内議員が所属するこうべ未来市会議員団は、令和４年度神戸市各会計決算及び関連議案合計24件を以下11件の要望を付して認定・承認します。

〈理由〉

　令和４年度の一般会計決算は、社会保障関係経費や投資的経費が増加した一方、「行財政改革方針2025」に基づく取組みを着実に進めたことなどから、財源対策によることなく、11億2,700万円の黒字を確保したこと、また、新型コロナウイルスが完全に収束しない中にありながら、ほぼ予算通りに事務事業が達成できたことは評価します。

　一方で厳しい経営環境が続いている自動車事業会計並びに水道事業会計においては、更なる経営改善に取り組み、将来的にも事業を維持存続されたいことを申し添えておきます。

　今後は、神戸市が抱えている様々な課題を克服しながら、持続性のあるまちこうべに向けての取り組みに期待します。

　

◆要望事項

１.総領事館、名誉総領事館と積極的な交流を図られたい。

２.都市政策研究室の強化と情報発信を図られたい。

３.「まちなかアート事業」については、まちの賑わいに大きく寄与することから、工夫をこらしながら継続されたい。

４.お気軽健康チェック事業の更なる展開として、若い層にも積極的に健康状態を把握できる新たな機会を創出されたい。

５.子どもの意見を施策へ反映できるよう具体策を講じられたい。

６.４年ぶりに開催される神戸ルミナリエについては、周遊型の強みを活かし、近隣の飲食店等へ経済効果が波及する仕組みを構築されたい。

７.本市初のインクルーシブ公園を開設されたい。

８.垂水駅前再開発周辺道路については、銀座通りの北行き一方通行を基本に、安全第一で進められたい。

９.適切な管理が行われていない空き家・空き地対策については、初動体制の強化に努められたい。

10.カーボンニュートラルポートの形成にむけて、水素利活用並びにブルーカーボンの取り組みを深化されたい。

11.小学生の不登校の現状について精査し、校内サポートルームの拡充と人的配置をされたい。